2004年の音楽会 


12月16日

新日本フィル定期演奏会  / 小澤征爾指揮 / サントリーホール
曲目 ラフマニノフ:P協3番 pf ボロドス  ベートーヴェン:交響曲7番
いやもう、このラフマニノフのピアノ協奏曲の第3番を聴くために、何十年・・・でございました。(笑)もうこのプログラムの為の定期演奏会・・・と言っても過言ではありません・・・、いや、それは過言だな。
それというのも、初めて聴いた時からこの「3番」が大好きだった。理由なんてないけれど、「2番」よりも、「パガニーニの主題による狂詩曲」よりも何よりも、「3番」が好きだったんですね。そして、なんとなんと、アルゲリッチのピアノで、小澤征爾さん指揮という夢のような組み合わせで、コンサートが開かれる事になり、当然ながらチケットも買いました。待ちに待った当日!ホールについたら張り紙が・・・。「演奏者の都合により、本日の曲目が変更になりました。」『え゛〜っ』しばし絶句・・・。その夜はチャイコフスキーのP協1番を聞かされたのでした。あれから、何年だろう???ようやく「3番」が聴けました。
ボロドスは、エネルギッシュな弾き方で音の強さも感じました。もうちょっと繊細な感じが欲しかった部分もありましたが、3楽章の最後は曲の圧倒的な盛り上がりを、ぐいぐい聴かせてくれました。
ベートーヴェンの7番は、やはりいつ聴いても良い曲です。新日本フィルも、小澤さんの指揮だと、相当真剣なので、いつもこれくらいの音を聞かせてくれたらなぁ・・・と思いますが。安定したベートーヴェンでした。

 とても気に入って聴いているのは、このキーシン&小澤&BSOです。
 1993年のライブ録音で、聴衆が息をのむように聴いているのが
 わかるようなCDです。たぶん、この会場にいるすべての人が、
 この強い音楽に包まれて、身動きが取れないような濃密で幸せな
 空間なのではないかしら?うらやましいです。
 演奏が終わったとたんにあがる「ブラボー」の歓声は嵐のようで、
 自分も会場にいて拍手している一員のような気がします。